絵画修復・額縁修復・美術品修復の株式会社アイケイ横浜美術修復工房

クリーニング

　絵が黄ばんできた。(ヤニ等による汚れ、
　画面を保護しているワニスの劣化など）
　カビが付着している。全体が汚れている。
　クリーニング後は必要に応じて
　保護のワニスを塗布します。現在のワニスは
　UVカット（紫外線カット）が施されており、将来的に
　黄変は殆ど起こりません。

部分的修復作業の場合

　絵に穴があいた、破れた。
　表面に傷がついた。
　一部絵の具が浮いている・はがれた・亀裂がある
　→部分的な固着を施します。
　絵の具の欠損には、充填・補彩を施します。
　絵の表面の付着物を取りたい（包装紙や、
　キャンバス同士がついてしまった、等

　　　

画面に生じたカビとその除去後

絵具層の固着・裏打ち

　絵具層の固着・・油彩画作品が古くなり、
　キャンバスや絵の具が弱っている。
　絵具が浮いて見える。
　作品全体に亀裂が入っているなどの場合は
　合成樹脂等による全体的な固着を施します。
　昨今の修復ではできる限り裏打ちを行いません。
　裏打ちが必要か否かは、
　作品の状態を見て判断させていただきます。

キャンバスの張り替え

　絵が弛んできた。画面が波打っている。
　木枠の新調や、キャンバスの張りの調整など。
　キャンバスから外してあった作品を木枠に張る。

額の修復・作製

　破損・汚れ・金箔の剥がれなど。
　ガラスからアクリルへの変更。
　弊社ではUVカットアクリル板への変更を
　お勧めしております。
　額縁の後のための裏蓋も作成しております。
　新規額縁の作製も承っております。

美術品修復・模写・肖像画作成・その他